1.インドネシアの村コミュニティー「Hartdisk」とは?

Hartdiskは私たちの村の社会的なコミュニティであり、私の夫とその友人によって設立されました。このコミュニティでは、ジャーナリズム、アート、文化、伝統、食など多様な分野の専門家が集まっており、大学での講義のように多くの分野にまたがる活動を行っています。
「Hartdisk」という名称は、長い議論の末に決まった名前です。「Hartdisk」は「Huntu Art Distrik」の意味を含んでいます、「Huntu(ハントゥ)」は私たちの村の名前(South Huntu Village)で、「Art District」は、ここで行われているアート、伝統、文化、そして地元の食文化などの活動を表しています。「District」という言葉は、特定の場所を意味するのではなく、私たちの活動の特徴を表す名前として使われています。
村の半分は水田で、ここに住む人々のほとんどは農民です。おおよそ500人が住んでいます。

この村には「Dusun」と呼ばれる4つのエリアがあります。日本でいう住所のようなものでしょうか。私たちのコミュニティーは、4つのうちDusun 3と4にあり、世帯数は150ほどです。
芸術作品やアートプロジェクトとして、私たちは大きな目標を掲げているわけではありません。しかしながら、この活動で多くの人々を助けることができると信じています。場合によっては、政府の文化、芸術、食文化を後世に伝えるときにも役立つかもしれません。
10年ほど前までは、地元の伝統的な食文化や習慣を見つけるのが難しくなっていました。しかし、私たちの活動を通じて、人々が地元の食文化を思い出し、記録し、再び再現できるようになっています。
特にゴロンタロの伝統料理や文化について記録を残し、伝統のよさを再発見するサポートをしています。もし誰かがゴロンタロの文化について知りたいと思ったとき、私たちのもとを訪れれば、一緒に思い出し、つながることができるのです。

私たちは基本的に伝統市場:Pasar Ambuwa(パサール・アンブア)と、Studio Pangan 非公式の学校:Warga(スタジオ・パガン・ワルガ)の2つを中心に定期的な活動を続けています。パサール・アンブワは、村の女性たちが使い捨てプラスチック包装を使わずに地元の食材を販売する伝統的な活動です。スタジオ・パガン・ワルガは、女性たちが地元の食材や日常生活の知識を学び、探究し、共有する場です。それ以外の活動については、特に決まったプログラムはありません。
ただし、外部からイベントへの参加依頼があった場合は、対応することもあります。その際は、リーダーである私の夫がアーティストを招集し、イベントに参加できる人を探します。
もし、そのイベントがアーティストに報酬を支払う場合、その報酬は私たちコミュニティーではなく、アーティスト自身が受け取ります。ビジネスではなく、単にアーティストとイベントをつなぐ役割を果たしていることが特徴です。


