2.伝統市場(Pasar Ambuwa)の由来、通貨について

私たちが運営する伝統的な市場「Pasar Ambuwa(パサール・アンブア)」では、毎月2回(土曜日)、都会で手に入りにくくなった地元の食べ物を販売しています。2018年から運営しており、現在で約7年目です。

Pasar Ambuwa(パサール・アンブワ)とは、

Pasar(パサール) = 市場
Ambuwa(アンブワ :ゴロンタロ語) =一緒に集まる
そのうち
Buwa=女性
(このマーケットは女性たちによって運営されているという意味を込めています)

この市場が、みんなが集まり、地元の食を楽しみ、伝統の味を思い出す場になることを願っています。

https://www.instagram.com/aambuwa?igsh=eHk2ZmMwaW9ud3Qy

この市場では、周辺に住む女性たちが地元の料理を作り、提供しています。昔ながらのレシピを掘り起こし、伝統の味を守りながら販売活動を支援することがやりがいです。
市場では、インドネシアの通貨を使う代わりに”ココナッツの殻”を通貨として使っています。また、プラスチックの使用は控え、再利用可能な皿やスプーン、バナナの葉を使っています。お客さんが食べ物を持ち帰る場合は、自分の弁当箱やタンブラーを持参するルールになっています。

この伝統市場で食べ物を販売する女性たちは、出店料を支払う必要はありません。お客さんはココナッツの殻を6,000ルピア(約52円)で購入し、それを通貨として使用します。
市場では、ココナッツの殻でできたコインを通貨として使っています。市場へ来たお客さんは1枚のココナッツコインをインドネシアの通貨6000ルピア(約55円)で購入し、それを使って買い物をします。銀行取引は行っていないため、現金での支払いが基本です。Lookmanという取引担当者の元で管理体制を作っています。

市場が終わると、販売担当の女性たちは売り上げたコインを担当者へ渡し、その代金を直接現金で受け取ります。
売り上げが6000ルピアあった場合、スタッフの女性たちは5,000ルピアを得ることができ、さらに1,000ルピアは電気代や清掃費として使われます。

活動資金を集めるために、地元のアーティストが絵画や工芸品を制作し、それを販売しています。これまで、私たちが出版する本や地元のアーティストとのデザインコラボTシャツ、アーティストの絵画販売などを通し、一般の方からの寄付に基づいてプログラムを開発してきました。政府に対して資金を求めたことはありません。

さらに、パサール・アンブワでは、休みの日に「家族で出かけてゆっくりしたい」というニーズを満たす取り組みも行いました。

大家族での外出は、ときにはお金がかかりすぎることがあります。
そこで私たちは、パサール・アンブワで食べ物を売る女性たちをビーチや川に連れて行き、村の人たちにそこでピクニックをしてもらうというコンセプトを考えました。移動手段と食べ物の半分を運営側が用意します。女性たちは料理をして持ち寄りもします。ビーチではみんなでご飯を食べたり、泳いだり、ゲームをすることで、費用をかけずとも家族で楽しめる休日が実現しました。

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