7.コミュニティ活動に発展させることに8年間費やした年月

この活動を続けて早8年になります。活動が長期化すると、驚くべきことがありました。それは、若い世代の方たちが地元の伝統的な食べ物に興味を持ち、それを楽しむために来るようになったことです。ときには、高校生くらいの若い人たちが来て、市場で働く女性たちにインタビューをしたり、私たちに食べ物について質問したりすることがあります。彼らには、昔の食べ物を実際に食べてみたいという気持ちもあるようです。若い世代からも、この市場が求められていると知り、嬉しく思っています。

コミュニティ活動はこれまで多くの人に広がり、他の村の人々や政府、NGOなどからも招かれるようになりました。彼らは私たちに、市場をどのように作り上げたのか、そしてどのようにしてこの活動を進めてきたのかについて、講義をしてほしいと依頼してきます。私たちは、これが地域の潜在能力に基づいた活動であることを伝え、食べ物だけでなく、地域独自の資源や特性を活かすことが大切だと説明しています。

全ての村には、地元の人が気づかないところも含めて、多くの潜在能力があるのです。もし、村に多くの手工芸品を作る人たちがいれば、手工芸品を基盤にした伝統市場を作ることができます。他にも、魚介類などの産物を使って市場を作ることも可能です。私たちのように食べ物だけに限らず、地域の特色に合わせて市場を作ることができると伝えています。

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